ホーム > トピックス > 第37回 わんぱく相撲文京区大会
平成25年5月12日(日)文京区教育の森公園のグラウンドにて第37回わんぱく相撲文京区大会が開催されました。
当日は快晴の大空の下、113人ものわんぱく力士たちが照りつける太陽にも負けない熱い取り組みを行いました。

本大会は1976年に始まり、以来、日本古来の神事、武道である相撲を通じて子供たちが心身の鍛錬と健康の増進を図ることと目的に、日本全国の青年会議所を中心に開催をしています。

文京区では、東京青年会議所文京区委員会を主体に、地域諸団体の皆さま、そして地元東洋大学の相撲部、ローバースカウト部の皆さま方のご協力を得て開催しています。

今年の大会テーマは、「ありがとう!〜感謝から学ぼう日本の心〜」。地域の住民の方々や青年会議所が互いに手を取り合い、感謝の気持ちを持って協力しあうことで、参加する子供たちのみならず本大会に携わるすべての人が心の繋がりを広げていくことを趣旨としています。

子供たちは、本大会に参加することで真剣に相撲を取ることで、努力の大切さや勝利の喜び、負けることの悔しさ、また思いやりや家族の大切さなどを経験し、勇気や心の豊かさを育んだことでしょう。

会場となる文京区教育の森公園は丸の内線の茗荷谷駅からすぐ。地元の人々がお散歩するなど、気持ちの良い休日を楽しんでいました。照りつける日差しに少々日焼けが気になるところです...
グラウンドに向かって進むと「わんぱく相撲文京区大会」の看板があります。今日これからの真剣勝負にわくわくしてきます。
会場では、開催の準備が行われています。地元の法人会やボーイスカウト、社会福祉協議会、消防署などの諸団体が各ブースでそれぞれ楽しそうな企画や展示を行います。
徐々に参加者が受付に来ています。受付は各学年ごとになっています。
1番多いのは1年生で52名です。次に3年生、2年生と続きます。
22名の女子力士も出場です。
地元諸団体の各ブースにも子供たちが興味深げにお父さん、お母さんと入っていきます。
ボーイスカウトのブースではロープの縛り方を体験、上手に結んでますね!
ブースを全部回ってスタンプを集めると参加賞が貰えます。
法人会のブースでは、税金についてのクイズやすごろくで盛り上がっています。「僕たちの学校が壊れたら誰が修理にかかるお金を払うのかな?」
うーん、校長先生かなぁ...
環境ネットワーク文京のブースでは、再生可能エネルギーの実験です。とても分かりやすく、楽しく将来の日本を担う子供たちに説明しています。
起震車では震度7の地震が体験できます。小さな子供を連れたお母さん2人が体験中。
机に掴まりながら、子供を抱えたり、机の下に入れたりして必死に守っています。
小石川消防署では、消防少年団員を募集しています。かっこいい制服ですね。
消防士のお兄さんたちからのメッセージ。「入団待ってるよ!」
間もなく開会式。選手宣誓の予行練習を行っているのは昨年の5年生の部での優勝者です。堂々としています。
今年も6年生の部で出場です。
参加するわんぱく力士達にまわしをつけているのは東洋大学の相撲部の人たち。
本当のお相撲さんみたいでわんぱく力士も少し緊張ですが、実はとっても優しくて面白いのです。
東京青年会議所文京区委員会の副委員長の中村健一氏。毎年参加するこどもたちの数が増えているそうで「来年は200人を目指します!」とのこと。
中村さんたち実行委員が近所の小学校をひとつひとつ回って大会をPRしました。
開会式が始まります。
選手入場。待ちに待った力士たちがボーイスカウトのお兄さんたちに誘導されて土俵に進み並びます。
大会副会長の利根川氏と、来賓の成澤文京区長よりご挨拶がありました。
成澤区長から子供たちへ、「相撲は礼に始まり礼に終わる競技であり、そこから礼を学んでほしい」とのお話。
子供たちの身が引き締まります。
湯島天満宮より神官をお招きしての安全祈願です。今日のわんぱく相撲大会の無事をお祈りします。
相撲は日本古来の神事なのです。
東洋大学の相撲部のお兄さんたちがルールや禁じ手を実演しながら楽しく説明してくれるのを聞いて、みんな大爆笑です。
みんな、ルールを守って戦おうね。
土俵入り後に拍手を打って、両手を広げ、手のひらを下に向けるのは、「武器を持っていません。素手で正々堂々と戦います」の意味。
さあ、立合いです。

各学年ごとに予選で上位8人を決めます。決勝からはトーナメント制となります。

「はっけよーい、」
「残った、残った残った!」

一生懸命取り組むワンパク力士、表情は真剣そのもの。
土俵周りが一斉に湧き上がります。
子供たちを見守る親御さんも必死に応援します。
「腰を落とせ!」、「残せ!」
の声が聞こえます。

2人とも粘り強く残っています。
もう一つの土俵では、東洋大学の相撲部のお兄さんとの取組みが始まり、子供たちの列ができました。
大きいお兄さんに軽く持ち上げられてしまう子もいれば大きいお兄さんを転がしてしまう子もいて、土俵は大盛り上がり。
女子の取組みが始まりました。
お互いにらみ合いながら、男子以上の気迫がみなぎっています。女性は強し。
女子の参加は全学年で22名。低学年、中学年、高学年の部で優勝者を決定します。
4年生の決勝です。
優勝決定選はなんと三つ子の兄弟の二人。
実力は互角。それだけになかなか勝負がつきません。
長い取組みの後、二人の体制が微妙な状態で土俵の外に倒れこみました。
行司の軍配に物言いがつき、結果、取直しとなりました。
なにしろ真剣勝負ですからね。
決勝ともなると応援にも熱が入ります。声を張り上げ応援するお友達。
「負けたら今度はお友達を応援しよう!勝ったらお友達の分まで頑張ろう!」とはプログラムの文言。
地元のケーブルテレビの勝利者インタビューを受けるのは、女子低学年の部の優勝者。1年生とは思えない圧倒的な強さでたくさんの対戦相手を倒しての優勝ですが、やはり女の子、インタビューには少しはにかみ気味。
開会式で選手宣誓を行った、昨年5年生の部で優勝者もなんと2連覇で今年も6年生の部で優勝です。
勝利者インタビューを受ける表情にも落ち着いた自信がみなぎっています。
今日の文京区大会の優勝者は、6月23日に築地本願寺で開催される東京都大会で戦います。
東京都大会で優勝すると、次は7月28日の両国国技館で開催される全国大会で日本一を掛けて戦います。
目指せ両国国技館!
大会終了後もさまざまなイベントがありました。
こちらは小石川消防署による人命救助の実演です。消防車のサイレンとともに消防士の方が火災現場に乗り込み逃げ遅れた人を救出します。
普段よりこうやって命がけでお仕事をされているのですね、ありがとうございます。
最後に、お父さんお母さんによる腕相撲大会が開催されました。
賞品は有機野菜セットやなんと椿山荘の宿泊券など。子供たちの相撲以上にお母さんたちの気迫が籠っています。

無事、盛況のまま表彰式および閉会式を終えました。

天候にも恵まれ、なにより地域や学校、家族などたくさんの人や組織が一丸となった今回の相撲大会、子供たちの真摯な態度や元気な笑顔が記憶に残ります。

正に、「ありがとう!〜感謝から学ぼう日本の心〜」という大会テーマを実感です。

来年ますますの大会の発展を楽しみにしています。

(写真・文=石川麻子)
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